
こんにちは。ジョブセンライターチームです。
ジョブセンでは、小諸市に縁のある企業の事業の特徴・特色を特集記事でご紹介しています。「こんなお仕事ができる」「小諸市ではこんな事業もある」といった情報をお届けしますので、仕事探しの参考にしてみてください。
今回紹介するのは、食品工場の仕事です。仕事内容や働くことのメリット、給料の相場など、食品工場の仕事に関して詳しく解説します。
食品業界について
食品業界は、私たちの生活に欠かせない「食」を支える重要な産業です。この業界には、原材料の生産・加工・流通・販売まで、さまざまな分野があります。食品メーカーやスーパー、飲食店などがその一部ですが、中でも食品工場は、安全で美味しい食品を大量に生産する重要な役割を担っています。
食品工場での主な作業は、原材料の加工やパッケージング、品質管理です。食品の安全性を確保するため、衛生管理が徹底されています。
また、近年は機械化が進み、最新の設備を使った効率的な生産も行われています。食品業界は景気の影響を受けにくく、安定した雇用が期待できるでしょう。
食品加工って何?
食品加工とは、農産物や畜産物、水産物などの原材料を、食べやすい形に加工し、保存性を高める技術のことを指します。たとえば、生の魚を缶詰にしたり、牛乳からチーズを作ったりすることも食品加工の一種です。食品工場では、こうした加工を大量に、安定した品質で行うためにさまざまな工程が組まれています。
食品加工の目的は大きく分けて以下の3つです。
- ・安全性の確保:微生物の繁殖を防ぎ、長期保存を可能にする。
- ・利便性の向上:調理しやすく、すぐに食べられる形にする。
- ・美味しさの追求:加工によって味や食感を向上させる。
近年では、健康志向の高まりから、食品添加物を減らし、自然な風味を生かした加工食品も増えています。また、冷凍技術や真空包装などの進化によって、美味しさを保ちながら長持ちさせる工夫も行われています。食品加工は、食卓に多様な食品を届けるために欠かせない工程であり、食品工場の仕事の中心ともいえる業務です。
食品工場の仕事内容とは
食品工場では、食品の加工や包装、品質管理などのさまざまな業務が行われています。業務内容は工場や製品の種類によって異なりますが、主に以下のような仕事です。
仕事その1.ライン作業
ライン作業は、食品工場の基本的な業務の1つです。ベルトコンベアで流れてくる食品の盛り付け、トッピング、包装などを担当します。
流れ作業なのでスピードと正確さが求められますが、シンプルな作業が多いため、未経験者でも始めやすい作業です。この作業はチームで協力して進めることが多いため、コミュニケーションが大切になります。
仕事その2.検査・検品
製品の品質をチェックする業務です。形や大きさが基準に合っているか、異物が混入していないかを確認し、不良品が市場に出ないように管理します。
チェック方法は、目視で行うものから、X線検査機や金属探知機を使った方法までさまざまです。品質管理の要となる重要な仕事で、細かい作業が得意な方に向いています。
仕事その3.梱包と出荷
完成した製品を包装し、出荷の準備をする仕事です。食品が傷つかないように慎重に取り扱い、箱詰めやラベル貼りを行います。
また、出荷リストに従って正しく仕分けることも重要な業務です。重い荷物を扱うこともあるため、体力が求められる場合もあります。
仕事その4.機械操作
食品工場では、多くの工程で機械が使われています。自動カッター、ミキサー、充填機などの機械を操作し、適切な量や形状に加工するのが機械操作の仕事です。
また、トラブルが発生した際には、簡単なメンテナンスや調整を行うこともあります。機械の仕組みを理解し、適切に操作するスキルがあれば、より重宝されるでしょう。
仕事その5.清掃・洗浄作業
工場内の衛生管理を維持するために、作業終了後の清掃や機械の洗浄を行います。食品を扱うため、衛生基準が厳しく設定されており、細かい部分まで丁寧に清掃する必要があります。
工場の稼働時間外に行われることが多く、夜間作業になる場合もあるでしょう。
仕事その6.衛生管理
食品の安全性を確保するために、作業場の衛生基準を守る役割を担います。従業員の手洗いや消毒、作業着の着用チェック、工場の温度や湿度の管理などを行い、食品に異物が混入しないようにします。
HACCP(ハサップ)と呼ばれる衛生管理手法を取り入れる工場も増えており、食品業界での安全基準を維持するために重要な仕事です。
種類別!食品工場で作られる食品とその特徴
食品工場では、さまざまな食品が生産されており、それぞれの製造工程や特徴が異なります。ここでは、代表的な食品工場の種類とその特徴について紹介します。
パン工場の特徴
パン工場では、食パンや菓子パン、調理パンなどが大量に生産されています。生地の仕込みから発酵、成形、焼成、包装までの一連の工程をライン作業で行うのが一般的です。
温度や湿度の管理が重要で、発酵時間や焼成時間を正確に調整することで、品質にブレのないパンが作れます。パンの香ばしい香りに包まれながら働けるのが特徴です。
弁当工場の特徴
弁当工場では、コンビニやスーパーで販売される弁当やお惣菜が作られています。食材のカットや下処理、調理、盛り付け、包装といった工程があり、ライン作業でスピーディーに進められます。
衛生管理が特に厳しく、手洗いや消毒、異物混入のチェックが徹底されています。また、早朝や夜間に稼働する工場も多く、シフト勤務の柔軟性があるのも特徴です。
冷凍食品の特徴
冷凍食品工場では、調理済み食品やカット野菜、デザートなどが生産されています。食品の鮮度を保つため、急速冷凍技術が使用されるのが特徴です。
作業場の温度が低いため、防寒対策をしながらの業務となりますが、食品の加工・包装・出荷作業などの業務は比較的シンプルで、未経験者でも始めやすい職種です。
飲料メーカー工場の特徴
飲料メーカーの工場では、ジュースやお茶、炭酸飲料、アルコール類などが製造されています。原材料の調合から充填、キャップの密封、ラベル貼り、検査、出荷までが主な業務です。
品質管理のための検査作業が多く、細かいチェックが求められます。工場内は衛生管理が徹底されており、クリーンな環境で働けるのが特徴です。
工場内の作業環境について
食品工場の作業環境は、製造する食品の種類や衛生基準によって大きく異なります。ここでは、食品工場で働く際に知っておきたい作業環境のポイントについて説明します。
工場内の過度な温度設定
食品工場では、製品の品質を維持するための温度管理が重要になってきます。工場内の温度は製造する食品によって異なりますが、おおむね以下のような特徴があります。
• 冷凍食品工場や生鮮食品工場
食品の鮮度を保つため、作業場の温度が低く設定されています。特に冷凍食品工場では、マイナス温度の環境での作業が求められることもあり、防寒着を着用しながら業務を行います。
• 焼き菓子やパン工場
焼成工程のある工場では、オーブンや加熱設備が稼働しているため、工場内の温度が高くなることがあります。特に夏場は熱気がこもりやすいため、こまめな水分補給や休憩が必要です。
• 飲料工場や発酵食品の工場
発酵や熟成を必要とする食品では、一定の温度と湿度を維持するため、工場内が高温多湿になる場合があります。そのため、適切な換気や空調設備が整えられています。
このように、工場によって温度環境はさまざまですが、適応するためには防寒具や通気性の良い作業服を着用するなどの工夫が求められるでしょう。
徹底された衛生管理
食品工場では、衛生管理が厳格に求められます。食品の安全を守るために、以下のような衛生管理ルールが徹底されています。
• 作業前の手洗いや消毒
工場に入る前には、手洗いやアルコール消毒を必ず行い、異物混入を防ぎます。また、場合によっては爪の長さや指輪・アクセサリーの着用が制限されることもあります。
• 専用の作業服・帽子の着用
髪の毛やホコリが食品に混入しないように、作業員は専用の作業服や帽子、マスク、手袋を着用します。衣服には粘着ローラーをかけるなど、細かな衛生管理が必要です。
• エアシャワーの使用
工場によっては、入室時にエアシャワーを通過し、衣服についた微細なホコリや異物を除去することが義務付けられている場合もあります。
• 定期的な清掃・消毒
作業場や機械の清掃は定期的に行われ、細菌や異物の付着を防ぎます。作業が終わった後も、使用した設備を入念に洗浄することが求められます。
このように、食品工場では衛生管理が徹底されており、作業員もルールをしっかり守る必要があります。清潔な環境での作業が求められるため、衛生意識の高い方には適した職場といえるでしょう。
食品工場の給料と相場について
食品工場の仕事に興味がある方にとって、給料の相場や収入アップの方法は重要なポイントです。食品工場の給与は、業務内容や雇用形態、地域によって異なりますが、ここでは一般的な相場と給料を上げるためのポイントについて解説します。
給料と相場
食品工場の給料は、仕事内容や経験、雇用形態によって大きく異なります。主に以下のような給与水準が見られます。
• アルバイト・パート
時給は地域や工場の種類によりますが、おおよそ 900円~1,100円程度が相場です。夜勤や深夜勤務の場合は、時給が25%以上増となることが多いため、深夜帯に働くことで収入を増やすことも可能です。
• 派遣社員
時給制が基本で、1,000円~1,300円程度の給与が一般的です。工場の規模や作業内容によっては、より高い時給が設定されることもあります。
• 正社員
月給制が一般的で、20万円~30万円程度の給与が多く見られます。経験やスキルに応じて昇給があるほか、管理職や専門職に昇進すると年収も大きくアップする可能性があります。
• 夜勤や交代制勤務の場合
夜勤や交代制勤務がある工場では、基本給に加えて夜勤手当やシフト手当が支給されるため、日勤のみの勤務に比べて収入が高くなる傾向にあります。
給料を上げるポイント
食品工場での給料を上げるためには、いくつかの方法があります。まず、夜勤や交代制勤務を選ぶことが1つの手段です。夜勤には深夜手当がつくため、日勤と比べて高い収入が期待できます。特に、夜勤専属の勤務形態を選ぶと、より効率的に稼ぐことが可能です。
また、経験を積みながらスキルを磨き、正社員を目指すことも重要です。アルバイトや派遣社員からスタートした場合でも、勤続年数や業務の習熟度によって正社員登用の道が開かれることもあります。正社員になれば、昇給やボーナスの対象となり、長期的に安定した収入が得られます。
さらに、資格を取得することで給与アップにつながるケースもあります。たとえば、食品衛生管理者やフォークリフトの免許を持っていると、より専門的な業務に携われ、それに伴い給与も上がる傾向にあります。特に、機械操作や管理業務を任されると、基本給が高くなる可能性が高いでしょう。
持っていると活かせる資格や経験とは
食品工場での仕事は未経験からでも始めやすいですが、特定の資格や経験があるとより専門的な業務に携われたり、給与がアップする可能性があります。たとえば、「食品衛生責任者」の資格は、食品の安全管理に関わる仕事をする際に有利です。この資格を持っていると、衛生管理の指導や確認作業を任されることがあり、キャリアアップにつながります。
また、「フォークリフト運転技能講習修了証」があると、工場内での物流業務や資材の搬送を担当できるため、作業の幅が広がります。特に、大規模な食品工場ではフォークリフトを使用して原材料や製品を運ぶことが多いため、資格を持っていると優遇されるケースが少なくありません。
さらに、「食品表示検定」や「HACCP管理者」の資格を取得すると、品質管理や衛生管理の仕事に携われます。特に、HACCP(食品の衛生管理システム)は食品業界で重要視されており、HACCPに関する知識があると、管理職や専門職へのステップアップがしやすくなるでしょう。
経験面では、飲食業やスーパーでの食品加工・販売経験があると、食品工場の仕事にも活かせる場面が多くあります。特に、食材の取り扱いに慣れている人は、衛生管理が求められる職場でスムーズに働けるでしょう。
食品工場の仕事の魅力・メリットとは
食品工場で働くことには、さまざまな魅力があります。ここでは、主なメリットについて詳しく見ていきましょう。
未経験から働ける
食品工場の仕事は、特別なスキルや経験がなくても始めやすいのが特徴です。多くの作業がマニュアル化されており、研修制度が整っている工場も多いため、未経験者でも安心して仕事を覚えられます。
職場環境が清潔
食品を扱うため、工場内は衛生管理が徹底されており、清潔な環境で働けるのが魅力です。温度管理が行き届いているため、快適な作業環境が維持されていることも多く、他の製造業と比べても働きやすい職場が多いのも特徴です。
作業がシンプルで簡単
食品工場の仕事は、ライン作業が中心で、同じ作業を繰り返すことが多いため、複雑な工程を覚える必要がありません。シンプルな業務が多いため、一度慣れてしまえばスムーズに作業を進められます。
女性が活躍できる
食品工場は、力仕事が少ないため、女性が働きやすい職場の1つです。特に、ライン作業や検品、包装などの仕事は、女性スタッフが多く活躍しています。シフト制を採用している工場も多く、家庭と両立しやすい点も魅力です。
好きな食品をお得に購入できる場合がある
工場によっては、製造している商品を従業員向けに割引価格で販売することがあります。たとえば、パン工場では焼きたてのパンを安く購入できたり、飲料メーカーでは製品を安価で入手できるなど、食品工場ならではの特典を利用できることもあります。
食品工場の仕事の注意点・デメリットとは
食品工場での仕事には多くの魅力がありますが、一方で注意すべき点やデメリットも存在します。事前に知っておくことで、働き始めてからのギャップを減らし、より適した職場を選べるでしょう。ここでは、食品工場の仕事でよく挙げられるデメリットについて解説します。
立ち仕事が多く体力が必要
食品工場の仕事は、ライン作業や検品、梱包などの業務が中心で、ほとんどの作業が立ったまま行われます。そのため、長時間同じ姿勢を続ける必要があり、体力的な負担を感じる人も少なくありません。
特に、重量のある食材や商品を扱う工程では、腕や腰に負担がかかることもあります。一定の体力が求められる仕事であるため、立ち仕事に慣れていない方は最初のうちは大変に感じるかもしれません。
シンプルな作業の繰り返しが苦手な人には不向き
食品工場では、製品の品質を安定させるために同じ作業を繰り返すことが求められます。たとえば、ライン作業では一定のリズムで決められた作業を淡々とこなす必要があります。
このような単調な作業が苦にならない人にとっては働きやすい環境ですが、変化のある仕事を求める人や、細かい作業が苦手な人には向いていないかもしれません。
衛生管理が厳しく、身なりに関する制限が多い
食品を扱う工場では、衛生管理が非常に厳しく設定されています。作業に入る前には、専用の制服や帽子を着用し、手洗いや消毒を徹底する必要があります。
また、髪の毛やアクセサリー、ネイルなどにも制限があり、衛生基準に適合しないものはすべてNGです。清潔な環境を維持するためには必要なルールですが、普段からおしゃれを楽しみたい人にとっては不便に感じることもあるでしょう。
他工場の仕事と比べると給料が安い
食品工場の仕事は、未経験でも始めやすい点が魅力ですが、その分、他の製造業と比べて給与が低めに設定されている傾向があります。特に、ライン作業や検品業務などの単純作業が多い職種では、時給の高くないのが一般的です。
ただし、長期間働いたり、特定の資格を取得したりすることで、給与の上昇が見込める場合もあります。また、交代制や夜勤のある工場では、夜勤手当がつくため、日勤のみの仕事よりも収入を増やしやすいでしょう。
まとまった休みがとりにくい
食品工場では、製造ラインを止めないようにするため、シフト制が採用されていることが一般的です。繁忙期には休日が少なくなり、長期休暇がとりにくいこともあります。
また、製品の出荷スケジュールに応じて、年末年始やお盆の時期でも稼働する工場もあるため、連休をとりたい人にとっては不便に感じるかもしれません。そのため、事前に工場の勤務体系を確認し、自分のライフスタイルに合った職場を選ぶことが大切です。
食品工場の仕事に向いている人はこんな人
食品工場の仕事は、未経験者でも挑戦しやすい職種ですが、特に向いている人には共通した特徴があります。まず、コツコツと作業を続けるのが得意な人に適しています。ライン作業や検品、梱包など、決められた工程を繰り返す作業が多いため、飽きずに取り組める人に向いています。
また、衛生管理を徹底できる人も重要です。食品を扱うため、手洗いや消毒、作業着の着用など、厳しい衛生基準を守る必要があります。加えて、細かい作業が得意な人は、製品の品質管理や不良品のチェックで活躍できます。
さらに、やりがいを感じながら働きたい人にもおすすめです。食品工場で作られる製品は多くの人の生活に直結しており、自分の携わった商品が店頭に並ぶことで達成感を味わえます。食品に関わる仕事がしたい方や、安定した職場環境を求める方にとって、食品工場は魅力的な職場といえるでしょう。
食品業界で活躍できる場はこちら!
食品業界の仕事に興味がある方にとって、どこで働くのかは大きなポイントです。小諸市にも、食品工場で活躍できる企業があり、その1つが「株式会社アーデン」です。
小諸市 株式会社アーデン
株式会社アーデンは、長野県小諸市にある食品製造会社で、主にレトルト食品の製造を手掛けています。レトルト食品は保存が効き、手軽に美味しく食べられるため、多くの家庭で重宝されており、需要は年々高まっています。
食品工場の業務は、ライン作業や検品・梱包といったシンプルな作業が中心です。工場内は衛生管理が徹底されており、清潔な環境で快適に作業できます。
さらに、アーデンではシフト制を採用しているため、ライフスタイルに合わせて働きやすい環境が整っています。育児や家事と両立したい方、安定した収入を得たい方、長く働ける職場を探している方にぴったりの職場です。
経験者はもちろん、食品業界に興味のある未経験者も歓迎しており、しっかりとした研修制度も用意されています。「食品づくりに関わる仕事をしたい」「安定した環境で働きたい」という方は、ぜひ株式会社アーデンの求人情報をご確認ください。
さいごに
今回は、手軽に美味しく食べられるレトルト食品の製造を行っている株式会社アーデンをご紹介しました。食品工場の仕事は、未経験からでも始めやすく、安定した需要がある職種です。特に、コツコツと作業するのが好きな方や、清潔な環境で働きたい方に向いている仕事です。
この他にも、小諸市内では求人情報が多数あります。ぜひ、小諸市求人サイト「ジョブセン」をご確認ください。あなたに合った職場がきっと見つかるはずです。